最近「ライフライン」という言葉はよく耳にするのではないでしょうか。

電気・ガス・水道・電話等生活に必須なインフラ設備のことを指し示すのですが、これらの使用開始手続きを確認していきましょう。

引っ越しした日の昼間はともかく、夜になっても電気・ガス・水道が使えなかったら困りますからね。

まずガスを利用するには、ガス会社の係員に来てもらい、安全確認をしてもらったり、料金の支払い方法、説明等を聞くため立会いで開栓してもらう必要があります。

よって、引っ越し前に引っ越し先のガス会社へ先に連絡をして予約をしておきましょう。

そして使用するガス機器を用意しておきましょう。

次に電気ですが、アンペアブレーカーのつまみを「入」にします。

基本的にはこれで使用できる場合が多いですが、必要に応じて漏電遮断器のつまみを「入」にします。

また、配線用遮断器のつまみを「入」にします。

あと、賃貸物件の場合、部屋の照明は付いていない場合がありますので、事前に確認しておきましょう。

そして、引っ越し先で電気の使用を開始したら、「電気使用申込書」に必要事項を記入して、ポストに投函しましょう。

次に、引っ越し先で水道の使用を始めたら、「開始申込ハガキ」に必要事項を記入し投函しましょう。

開始申込ハガキは、ポストや新聞受けの中、または玄関に置いてあると思いますが、もしも見つからない場合は、水道局に連絡しましょう。

また水が出ない場合は、量水器(水道メータ)手前にあるバルブ(水止め栓)を確認してみましょう。

水道局と明記しましたが自治体では名称等異なる場合がありますので確認が必要です。

入居者がなく、しばらくの間水道が使用されていない場合もありますので、ある程度水を流してから使用しましょう。

この時に水の色等異常がないかも引っ越し後の各種使用開始の手続き確認しましょう。

次に、市区町村役場に届け出るものを確認しておきます。

大きなものとして『転入届』と『転居届』があります。

別の市区町村へ引っ越しをした場合、その市区町村役場に転入届を提出し、同一市区町村へ引っ越しをした場合、その市区町村役場に転居届を提出します。

転入届を提出する際は、転出証明書が必要となりますので、引っ越す前の市区町村役場にあらかじめもらっておきましょう。

そのあと、役場等の手続きとして、国民健康保険加入手続き・国民年金の住所変更手続き、印鑑登録・児童手当の申請・自動車関連の登録変更手続き等があります。

これらは必要に応じて、該当者は手続きを行いましょう。

お子さんがいる場合は、保育園・学校に関する手続きも早めに行いましょう。