まず結婚というと「二人」だけで事が進むと思いがちですが、双方のご両親の想いにも少しは耳を傾けてあげて下さいね。

そして「親孝行」できるのもこの時ですよ。

ご両親も子どもの成長に感慨深いものがありますし、子どもも親のありがたさがやっと実感できる時です。

この時を利用して感謝の気持ちを伝えましょう。

今後さまざまな困難が待ち受けているかもしれませんが、いつでもあなたの味方になってくれる大切な人たちですから。さてそんな家族に見守られながら結婚する二人。

結婚を意識しはじめたら当然一緒に住むところも考えますよね。

まずどこに住むか。結婚と引っ越しを考える

どちらかの現住居で新しい生活をスタートさせてもいいでしょうし、この際新しく物件探しを始めるのもいいでしょう。

もしくは、どちらかの実家に住む場合もあるでしょう。

のちに2世帯住宅を建てることもできます。

色々考えられるこの頃が一番楽しいときかもしれません。

ただし新居探しに加え引っ越し、それに結婚式の準備等も加わると慣れないこと続き、でも仕事は休めない。

ストレスがたまりお互い爆発、なんてこともあるかもしれません。

だから一言に結婚と言っても、そのゴールまでは道のりな長くたくさんの壁があります。

どうしても「結婚」という華やかなイメージが先行しがちですが、その裏では色んな手続き・苦労があることを分かっていただけたでしょうか。

結婚と引っ越しのタイミング

結婚に伴う引っ越し、いつ引っ越しするのがベストなのでしょう?

結婚をいつするか、結婚式をするか、によって、ハードルの高さがかなり変わってくるのですが、引っ越しだけをみた場合、半年ぐらい前から行動を起こす方が多いようです。

新居探し・契約から始め、現住居の解約を申し出ると、怒涛のように「引っ越し」準備をしてしまいましょう。

お互い仕事をしていたり、ましてや遠距離だとなかなか難しいのが引っ越し作業ですよね。

また役所の手続きがあるので、結婚の手続きと並行して、なるべく一度で終わるようにスムーズにできるよう頑張りましょう。

じゃあ結婚(式)はいつ?となりますが、これも引っ越し等タイミングが大きく関わってきます。

もうすでに一緒に住んでいる場合は結婚の話も進めやすいでしょうし、むしろ引っ越しも結婚(式)も決めてないという方は、結婚(式)の日程を決めてしまい、その挙式予定日から逆算すると良いかもしれませんね。

ただし余裕を持った日取りにしないとかなり厳しいスケジュールになりますよ。

一番大事ことはいろんな準備・手配を二人で乗り切って欲しいということです。

お仕事も忙しいかもしれませんが、自分の人生の中で何回もあることじゃないですから。

結婚と引っ越しに順序があるの?

どうせなら効率良く手続きしたいですよね。

まず当然「婚姻届」は提出しなければなりませんね。

間違っても入籍届ではありませんよ。

入籍届とは子どもを夫の戸籍から妻の戸籍へ異動させる届け出です。

「婚姻届を提出して入籍」といいますのでややこしいですが間違えないで下さいね。

さてここでポイント!①入籍してから引っ越し、②引っ越ししてから入籍、では手順が少し変わってくるのです。

①の場合、最初に婚姻届を提出、その後に転出届、転入届を提出となります。
②の場合は最初に転出届を提出し、婚姻届の用紙のみをもらいます。
(まだ提出しません)

そして、転入先で転入届、婚姻届を記入の上提出します。

この方法が効率的で便利なようです。

ここでは簡略化しましたが、各種変更(氏名・住所等)手続きも加わりますから焦らずに慎重に進めましょう。

事前にリストアップして一度に済ませるようにしたいものです。