粗大ごみの処理には大きく4つの選択肢があるようです。
①引っ越し業者に頼む②民間の回収業者に頼む③各自治体に頼む④リサイクルショップへ買い取り、この4つの方法です。
①、②は費用はかかるけれど、引っ越し当日に手配すれば、引っ越しと同時に粗大ごみを処分することができます。
しかし、多くの方が二の足を踏んでいますよね。
それは費用がかかるからです。
大きさ等にもよりますが、引っ越し料金とほぼ変わらない!
なんてこともあるかもしれません。
③は市町村へ問い合わせすれば、回収日・もしくは持ち込み場所を教えてくれます。
その回収方法等については各自治体でかなり変わってくるようなので要注意。
④は品物の状態で金額が変動します。
さて引っ越しが決まると荷物を片付けます。
一人暮らしの部屋でも結構荷物があるのですが、ここで要注意です。
片付けている間は間違ってもアルバム等の類は今見てはいけません。
軽く数時間単位を失うでしょう。
そしてやる気もなくなって、気がつけば夕方ということは珍しくないです。
気を取り直してダンボールに詰め始めるのですが、書籍類を入れるダンボールは小さめにしておきましょう。
大きい方がたくさん入るから、と大きいダンボール箱に入れていくと持ち運びが大変です。
ある程度目途がつくまで頑張らないと、部屋がごちゃごちゃのまま疲れきって寝てしまい、翌日さらに現実逃避したくなります。
朝が片付けしやすい時間帯だという方もいますが、自分の気持ちがノっているときに済ませてしまいましょう。
粗大ゴミの処理①(持ち込み)
片付けも最後のほうになると、新居には不要な大きなごみが出てきますよね。
これがいわゆる粗大ごみです。
そもそも「粗大ごみ」とは基本的にリサイクル法で定められている家電製品を除いて、重量が重く大きいものが粗大ごみになるようです。
各市町村によって粗大ごみの定義が異なり、幅、高さ、奥行が細かく決められているところもあります。
また当然ですが、電化製品である、冷蔵庫やテレビ、洗濯機・エアコンを砕いて、細かくして家庭用のごみとして出すことができませんよね。
これらはいわゆる「家電リサイクル法」の対象になります。
手数料が必要だ、ということはよく聞きますよね。
では捨て方を考えましょう。自分で持ち込む方法を考えていきます。
しかし持ち込みの大前提として粗大ごみを運ぶ手段(マイカー・レンタカー・トラックの所持)が確保できていることが大事ですね。
さて持ち込みの方法は自治体で大きく変わってきます。
一例としてはまず粗大ごみ受付センターへ申し込みの電話または直接指定日に持ち込みます。
最近ではインターネット・ファックスでの申し込みもできるようですよ。
電話で予約の有無、何を持ち込めるのかちゃんと確認して、必要事項を伝えて忘れずに持ち込みましょう。
粗大ごみの処理②(集荷)
続いて粗大ごみの集荷について考えましょう。
これは「戸別収集」ともいい、粗大ごみ受付センターへ申し込むまでは同じ手順です。
ここで違うのはごみの量、ごみを出す場所を告げることです。
そして「粗大ごみ処理券(シール)」を購入する必要があります。
これは基本的に立会いの必要はありませんので働いている方に便利です。
また、粗大ごみの種類等によって手数料が変わりますので、あらかじめ料金表を確認した上で計画的にごみを用意する必要があります。
この処理方法は行っていない自治体がありますので注意が必要です。
粗大ごみの処理③(市町村への粗大ごみ申込方法)
大都市の場合、「粗大ごみ受付センター」「資源化センター」などの名称がついた建物があります。
初めて聞いたという方も多いはず。地方都市では「ごみ処理センター」「クリーンセンター」の名称で呼ばれているかもしれませんね。
ここでは大都市の場合について考えましたが、粗大ごみ申し込み方法はお住まいの市町村役場へ電話で確認するか、ホームページで確認することができます。