新しい住民票の取得手続きは早めに行っておきましょう。
まず引っ越しをする前の市区町村役場から転出届を提出して、【転出証明書】を発行してもらいましたか。
これを引っ越し先の市区町村役場に併せて提出しなければ、転入届は受理してもらえません。
ちなみに、引っ越し前と引っ越し先の住所が、同一の市区町村になる場合、この手続きは必要ではありません。(転居届を提出する必要が有り)
転出届・転居届を引っ越し前の市区町村役場に提出する際に必要な書類として①印鑑、②本人確認ができる書類、③国民健康保険証、医療受給者証、介護保険被保険者証(それぞれ該当者のみ)、④印鑑登録証(登録者)、⑤委任状(本人ではない代理人が届け出る場合)があります。これらをそろえて転出届を提出すれば転出証明書がもらえます。
では、次に引っ越し先の市区町村役場に転入届を書きに行きましょう。
転入届を提出する際は、①印鑑、②本人確認ができる書類、③転出証明書、④国民年金手帳、介護保険被保険者証(それぞれ該当者のみ)、⑤委任状(本人ではない代理人が届け出る場合)を持参しましょう。
これらを併せて提出すればやっと住民票の異動も完了となります。
この時に、異動後の住民票は、他の手続きでも必要となりますので、何枚か取得しておくことをおススメします。
発行してから3ヶ月以内のものでなければ無効になる場合もありますが、2~3枚は取っておいても良いでしょうね。
引っ越しに必要な書類①(市役所)
引っ越しの手続きで最も重要なのは、やはり住民票の異動でしょう。
これは、市区町村役場で行います。国民健康保険に加入されている方は、引っ越し前の市区町村役場に国民健康保険の資格喪失届を提出します。
また持参するものとして、印鑑と保険証があります。
これらを持って手続きを行います。保険証は返却することになります。
そして、引っ越しをしてから、引っ越し先の市区町村役場に再び国民健康保険の加入手続きを行います。
印鑑と転出証明書と、身分証明書を持っていきましょう。
後で、新しい保険証が交付されます。
慣れない場所で体調等崩すかもしれませんから保険証はすぐに取得しておきたいところです。
もし、新しい保険証の交付前に通院した場合は医療費を立て替える必要があります。
立て替えですので領収書等大事に保管しておき、後日請求すると返金されます。
また必要に応じて、国民年金の住所変更や、印鑑登録等もしておきましょう。
国民年金の住所変更には、印鑑と国民年金手帳が、印鑑登録には、実印として登録する印鑑と身分証明書を持参しましょう。
これで、新しい住民票と、保険証、年金手帳、印鑑登録証明書が揃いますね。
引っ越しに必要な書類②(不動産屋)
引っ越しをする時戸建住宅に移り住む方もいらっしゃいますが、やはり賃貸物件等を借りる人の方が多いかと思います。
ここでは、賃貸物件を借りる際に必要な書類についてみていきましょう。
ここで必要となる書類は、引っ越しする前までに取得できるものです。
要は、引っ越し前の市区町村役場で取れるものです。
その必要なものとして、世帯全員が載っている住民票、収入が証明できる書類(源泉徴収票や課税証明書等)、印鑑証明書とその実印、保証人が必要な場合、保証人の印鑑、印鑑証明書、源泉徴収票や課税証明書等が必要となります。
詳しくは不動産会社から説明があると思いますが、あらかじめ自分で下調べしておくと必要書類の説明も分かりやすいかもしれません。
家賃が口座振替の場合の手続きのことも考えて通帳等もあれば便利です。
ギリギリのスケジュールで契約書を読まずに急いで契約なんてことがないようにして下さいね。